2012年10月 きのこ中毒

昨日、下のキノコを食べて強い神経錯乱症状を発症して病院に運ばれてきたワンちゃんがいました。深夜になって快復の兆候が見えましたが、摂取量が多かったら命に関わる中毒を起こしてしまうキノコです。

写真のキノコはテングダケという毒キノコです。同じ仲間のベニテングダケは、赤い笠に白い斑点といういかにも毒キノコという印象の目立つキノコですが、こちらのキノコは、ちょっと地味で、椎茸っぽい印象もあるので、お散歩中に発見してもいまいち警戒心が沸かないかもしれません。しかし、いかにも毒々しいベニテングダケよりも毒性が強いようですので、色に問わず『斑点のあるキノコは危ない』っと注意してみてください。
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通常、犬はキノコに興味を示さないことが殆どです。しかし、うれしくてテンションが上がっているときなど、パッと目に入ったキノコを食べてしまい中毒を起こしてしまうことが多いと思います。ベニテングダケやテングダケは、公園に普通に生えているキノコです。これらのキノコを発見したら、『キノコなんて食べない』と思い込まず、念のため近づけないようにすると良いと思います。

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