内視鏡検査

2015年3月3日

日本小動物獣医師会が主催する講習会「内視鏡所見から考える消化器疾患の診断と治療」に参加してきました。動物での内視鏡のイメージとしては、食道・胃内の異物摘出がメインと思われがちですが、それは全体の2割程でしかありません。実は、多くの場合で慢性的な嘔吐や下痢を診断するための検査として使用されます。

人の場合、無麻酔でできる比較的気軽な検査かと思いますが、残念ながら、動物は麻酔が必要となります。麻酔への心配は尽きないかと思いますが、単純な内科治療に反応しない場合は、有意義な情報を得るために、非常に有効な検査として推奨されています。

獣医師 半澤

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