大切なご家族の一員であるワンちゃん、猫ちゃんが長生きしてくれることは、とても喜ばしいことですし、願っていることだと思います。しかしながら、高齢を迎えたワンちゃん、猫ちゃんの認知機能の低下に伴う、ぐっすり寝てくれない、トイレを失敗する、ふらふら歩きまわる、飼主を認識できない等の行動が新たな悩みになってしまうことがあります。夜鳴き等のご相談を受ける機会も以前より多くなってきているように思われます。
これまでは、年齢として片付けられていた認知に対しても、最近では、栄養学的なサポートによる症状の緩和目的でサプリメントが使用されるようになってきました。
そこで、今回ご紹介させていただくのが「ガードワン」になります。
ガードワンは、フェルラ酸、ヘスペリジン、ナリルチン、α‐GPC(グリセロホスホコリン)の4つの成分から作られています。
フェルラ酸:食品に広く存在する安全性の高いポリフェノールの一種。
米ぬかから抽出された植物由来のものを使用
ヘスペリジン:温州みかんの皮を乾燥させた「陳皮」から抽出したフラボノイドの一種。
ナリルチン:柑橘類の一種である「じゃばら」の皮を原料としたフラボノイドの一種。
α‐GPC:大豆レシチン(大豆に含まれるリン脂質)を加水分解して得られる「グリセロホスホコリン」という成分。母乳をはじめ体内にも普遍的に存在しているもの。
食品から抽出した成分なので、安全性に関しても安心できます。
<神経細胞>


情報の流れ
理科の授業で習った神経細胞を覚えていますか?脳の神経線維(軸索)のカバーがミエリンです。これがあることにより情報伝達が早くスムーズになります。近年、このミエリンが神経細胞に栄養を与えていることがわかり、ミエリンの重要性が注目されています。
<ガードワンの作用メカニズム>
- フェルラ酸により、アミロイドβの沈着の抑制や海馬での神経幹細胞数や神経新生が増加する。
- ヘスペリジン、ナリルチンにより脳内でミエリンを巻く原料となる成分の分化を促進し、ミエリンを巻く準備を整える。
- α‐GPCがミエリンの原料を供給し、ミエリンを巻き始める。
➡認知機能不全に対しての症状緩和、予防として期待されます。
特に夜鳴き、徘徊、認知機能障害の進行に伴う運動機能不全の改善に強さを発揮するとのことです。
全国各地の動物病院で使用され、改善例も報告されています。シニア期の生活を少しでも快適に暮らしていけるよう助力してくれると思います。また、愛犬の行動変化チェックシート、並びに認知機能不全チェックシートを添付しますので、活用してみてください。合計点数が高く、今後の進行にご不安を持たれましたら、一度使ってみるのは、いかがでしょうか?
何かご質問等ございましたら、ご連絡下さい。
